緊急避妊薬の時間と貧血とは

ピルは正しく服用することで高い避妊効果が期待できるのですが、時間がなくて飲み忘れてしまうこともあるでしょう。また、コンドームによる避妊や膣外射精に失敗してしまうこともあるでしょうし、性的暴行を受けて望まない妊娠をしてしまう可能性があるという場合、緊急避妊という方法で妊娠を予防する必要があります。かつては中用量ピルや低用量ピルを使って緊急避妊が行われていたのですが、この方法では副作用が強く、効果も十分ではありませんでした。諸外国では一般的に緊急避妊薬が使われていましたが、最近になって日本でも緊急避妊用の薬が使われるようになりました。しかし、緊急避妊薬の使用による避妊の成功率は8割前後と言われており、低用量ピルと比べるとかなり低い確率と言えるでしょう。ちなみに、緊急避妊薬を繰り返し使うと何度も生理の時期をずらすことになってしまうため、貧血などの副作用が置きやすくなるとされています。そこで時間がなくても貧血などのことを考えると、安易に使うことは避けた方が良いでしょう。成功率が8割ということは、逆に言うと2割は失敗するということです。もちろん貧血などの副作用があっても何も行わないよりは良いのですが、絶対に妊娠しないという保証があるわけではないことを理解しておきましょう。また、緊急避妊薬はセックスをした後、72時間以内に使用しなければ効果が期待できないということです。しかし、仕事や学校などの関係で忙しいという場合、すぐに産婦人科を受診できないかもしれませんし、夜間や祝日などは医療機関がやっていないことが多いです。つまりすぐに避妊をしたくても緊急避妊薬を手に入れることができなくて困ってしまうことも考えられるため、事前に緊急避妊薬を手に入れておくと良いでしょう。